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空想ストーリー 「地獄の罪」 Part1 [空想ストーリー]

ピンチ画像は、ウルトラマン本編から引き出しているので、
いずれ、ネタがウルトラマンのエネルギーみたく、無くなってしまいます・・・。(?
だから、ブログが続かないんじゃないかと、思っている方もいるかもしれませんが・・・。

そうならないために(?)、私はそれなりの対策はしてます。


ということで、今回は新たな挑戦、「空想ストーリー」というのを載せたいと思います。
空想ストーリーというのは、ウルトラマン本編には見られない、
さらに、本編をベースとせずに、丸っきり新しいストーリーを作るというものです。

また、本編をベースとしていないので、画像が一切ありません。
画像を載せているブログなのに、あえて表現力で挑みます・・・。(?

さらに、この空想ストーリーでは、ウルトラマンは必ずしも勝つとは限りません。
むしろ、今までのことを考えると、負けてしまうことが多くなってしまうかもしれません・・・。



今回、第一作目は、「地獄の罪」です。

私の好きな、レッドキングが、ウルトラマンに罪を行うというストーリーなんですが、
何か、レッドキングばっか出してすいません・・・。
もう、レッドキングを扱うブログになっちゃいそうですw

それと、レッドキングの手下として、ランスという怪獣が登場します。
ランスの容姿としては、ジャックに出てくるブラックキングに似た怪獣と考えてください。
ランスの名付け親は、以前チャットでお世話になった、masaさんという方からです。
ありがとうございました。


あと、今回の話は、若干本編に絡む描写がありますが、
まあ、そこを知らなくても、わかると思います。


では、どうぞお楽しみ下さい・・・。



初めての方はこちらから










空想ストーリー 「地獄の罪」




ウ・・・ウルトラマン
レ・・・レッドキング
ラ・・・ランス


地球上で暴れ回っていた怪獣、ランスと戦った、ウルトラマン。
しかし、ランスはかなりの強敵であり、執拗なまでに攻撃を受けたウルトラマン。
ついにエネルギーが尽き、倒れてしまった。
そのまま、ランスの捕らわれの身となってしまったウルトラマンは、とある地底施設に連れて行かれた。

そこで待っていた、ウルトラマンの運命とは・・・?

ラ「さぁー、連れてきましたぜ・・・。」
ウルトラマンは、実験台のようなものに寝かされたまま、とある者の前に運ばれてきた。
?「おう、ご苦労。後は、俺に任せとけ。」
ラ「はい、わかりました。」
ランスは、その場を後にする。
?「さあ、ウルトラマン。目を開け・・・!」
ウ「・・・、ん、んお・・・?」
ウルトラマンは、意識を取り戻した。
そこは薄暗く、狭くはないが広くもない空間で、灰色の鉄かコンクリートで囲まれていた・・・。
ウ「お、お前は・・・?レッドキング・・・。」
レ「そうだ、俺はレッドキングだぜ。」
ウ「ど、どういうことだ・・・?」
ウルトラマンは立ち上がる。
体には、ランスから受けたダメージがほんのかすかに残っている。
しかし、胸のカラータイマーは、青くなっていた・・・。
ウ「私は、あいつにやられて・・・、それから・・・。」
レ「ランスはお前を倒した後、ここにお前を連れてきた。倒してしまったのだから、動けない貴様のために、エネルギーは補給してやった。しかしもちろん、戦うためのエネルギーなんかは与えていない。今から俺に抵抗しようとしても、無駄だ・・・。」
ウ(くっ・・・、どうりで体に力が入らないわけだ・・・。)
いつの間にか、ウルトラマンが寝かされていた台は、なくなっていた。
ウ「しかし、何故わざわざ私にエネルギーを与えたんだ・・・?」
レ「フフ、その説明は後でしてやる。」
一息置く、レッドキング。
レ「さてウルトラマン・・・。お前は数々の邪魔をしてくれたな・・・。」
ウ「な、何だと?」
レ「俺たちは、地球に居座るために活動をしていた。しかし、貴様や仲間たちのせいで、数多くの奴らがやられていった・・・。」
ウ「何を言っているんだ・・・。」
レ「俺の時もそうだった。俺は、お前を倒すために猛特訓をした。」
レッドキングは、己の太い腕を誇示する・・・。
レ「そしてさらに、お前の光線技を封じ込ませるために、たまたまそばにあった水爆を飲み込んだのさ・・・。」
ウ「そんな理由で・・・。」
レ「だが、お前のよくわからない攻撃で俺はやられちまった・・・。もう、あと少しだったのに。」
ウ「むむ・・・。」
レ「そういうことで、今日は俺の仇を含めて、お前に処罰を受けてもらう・・・。」
ウ「な、何だと・・・?」
驚きを隠せない、ウルトラマン。
レ「お前に処罰を受けさせるために、俺はランスを送り込んだんだ。ランスは、お前のデータをすべて知り尽くされて育てられた、ウルトラマンに勝ち目がなかったのは当然だ・・・。」
ウ(それで、私の光線技も全て封じ込まれてしまったのか・・・。)
ウルトラマンのスペシウム光線や、スラッシュ光線なども、ランスには全て効かなかったのだ・・・。
ウ「しかし、何故わざわざ私をここに連れてきたんだ?ランスが私を倒したのだったら、それでいいじゃないか・・・?」
レ「フフ、たいていの奴はそれで十分だろうと思うし、ランスも満足しているだろう。」
レッドキングは、ウルトラマンをじっと見つめ・・・、
レ「だが、この俺は、それでは満足できない・・・。」
ウ「は・・・?」
レ「お前をただ倒すだけだったら、それだけで終わってしまう。俺の手で、お前を仕留めたいんだ・・・。」
ウ「・・・・。」
レ「お前は、もう逃げられない・・・。」
ウ「・・・、勝手なこと言いやがって・・・!」
突然、ウルトラマンはレッドキングに飛びかかる・・・!
レ「うお?」
しかし、
レ「おら!」
ドス!!
ウ「うぉ・・・!」
ウルトラマンの腹部に、レッドキングの強烈なパンチが食い込んだ。
レ「ハハハ、思い知ったか?」
ウ「う、うぅ・・・。」
激しい痛みに、思わず腹部を手で押さえて苦しむウルトラマン・・・。
ウ(いててて・・・、あいつのパンチはさらに強力になっている・・・。あいつに攻撃は出来ないか・・・。)
レ「お前には、俺を倒せるようなエネルギーは残っていない。抵抗なんてしても
無駄だ、おとなしくしろ・・・。」
ウ「く、くっそー・・・。」
レ「さあ・・・、お前には、絞首刑を受けてもらう・・・。ランス、準備をしろ。」
ラ「わかりました・・・!」
ランスは、何かを操作している様子・・・。
そして天井部分から、鎖につながれた、手錠が1つ降りてきた。
レ「よし、その高さ・・・。いや、もうちょい上だ。」
ラ「ここですか?」
微調整するランス。
レ「よし、ここでいいぞ。」
ウ「レッドキング、お前はさっき何の刑って言った?」
レ「あ?絞首刑だ。」
ウ「何で、絞首刑なのに手錠が出てくるんだ?」
レ「これは、お前の腕をここに通すためだ。」
ウ「うう。では、どうやって絞首刑をするんだ?それだけじゃ、出来ないだろ・・・?」
レ「フフ、決まってるだろ。俺様のこの腕で、お前の首を絞めるんだ・・・。」
ウ「え、え・・・?」
ウルトラマンに、自身の腕を見せつける、レッドキング・・・。
レ「俺は覚えているんだ。お前と戦ったときに、おまえが一番苦しんでいた瞬間を・・・。」
ウ「うぐ・・・。」
レ「パンチなんかは、他の怪獣なんかでも食らってるはずだ。のしかかりだって、凌ぎ方はわかるはずだ。」
ウ「おお。」
レ「だが、俺が連続でパンチをしてお前がよろめいた後、お前を羽交い絞めにしてから首を絞め上げていたとき、お前はかなり焦っていた・・・。呼吸できないだけであんなに苦しむのか・・・。」
ウ(そ、それを・・・。)
レ「あの時は、俺の腕が滑って、お前に抜け出されてしまった・・・。しかし、お前は首を絞めて息の根を絶ち、苦しませるのが、一つの弱点であることがわかった・・・。」
ウ「・・・・。」
レ「今日は、存分に楽しませてもらおう・・・。」
ウ(こ、こいつに本当にやられるのか・・・?)
窮地に追い込まれた、ウルトラマン・・・。
レ「さあ、こっちに来るんだ・・・。」
レッドキングはウルトラマンに近づく。
そのまま、ウルトラマンの腕をゆっくりと掴んで、手錠のそばまで連れて行く・・・。
ウ(エネルギーさえあれば・・・、少しは反撃出来るのに・・・。)
だが、ウルトラマン自身も理解しているとおり、ウルトラマンにはほとんどエネルギーは残っておらず、戦うためのエネルギーも、与えられていなかった・・・。
さらに、先程のレッドキングの腹部への強烈なパンチを食らったダメージの恐怖もあって、ウルトラマンはすぐそばにいるレッドキングに、攻撃できずにいた・・・。
そしてレッドキングは、ウルトラマンを手錠のそばき立たせた・・・。
ウ(だ、誰か・・・、助けに来てくれ・・・。殺されてしまう・・・。)
レ「おっとそうだ。ここでウルトラサインなんて出して、助けを求めようとしても無駄だ。ここは地上から遙かに地底のところにある。そんでもって、特殊なバリアも張ってあるから、どうせ遮っちゃうしな・・・。」
ウ(ああ・・・、そんな・・・。)
ウルトラマンのわずかな望みも、絶たれてしまった・・・。
ウルトラマンがレッドキングから逃れる手は、もうない・・・。



長くなりそうなので、ここで切ります。
続きは、Part2へ。
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カナンガ

こんにちわ
初の空想ストーリーですね! こちらのブログでは初の
’ウルトラマンが負ける’かもしれない展開、自ら壁を乗り越えて
行く覚悟でしょうか?

なんにせよ、私にとっては全く新しい 初代ウルトラマン のストーリー
期待にワクワクしています!

今後の展開がとても楽しみでなりません^^
by カナンガ (2010-02-02 15:54) 

sen

>>カナンガさん

「壁」は別になかったんですが、まあ勝ち続ける展開も、読む側にとっては飽きてしまうかもしれませんし、そういう感じのストーリーも作ってみたいと思ってたんでね・・・。

もうすぐPart2をアップします。
by sen (2010-02-02 17:18) 

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